2014年2月11日火曜日

音読と作文の効果(鉄板)



週末は雪がすごかったですね。
みなさんはいかがお過ごしでしたか??

写真は、今月下旬に新しくなる大きいほうの教室です。
先日はまた工事に立ち会っていました。
とても綺麗なので、みなさんに喜んでいただけるとうれしいです。

さて、ここ数日は通訳案内士試験の面接対策でスペイン語とポルトガル語の
プライベートレッスンを受講された方々から続々と合格報告メールをいただき
とってもうれしく拝読いたしました。
本当におめでとうございます!

そして私自身としましては、ここのところは語学学習の基本に立ち返り
カリキュラムの見直しや、効果的な学習法についてうんうんと考えています。

やはり、「音読」と「作文」がとっても効果的であるんだなと
再認識しているところです。
カラダでおぼえると、とっさのときにも出てくるものですし、
何年も覚えていられます。

私の例ですと、高校生でメキシコに行った時(17年前...)に教えてもらった童謡や、
いつも聞いていたShakiraの曲など、
当時まだあまり意味もわかっていなかった状態で何度も繰り返して覚えたのですが
今でもそのときに覚えた歌詞が口から自然に出てきます。
そして今になって、ふと思い出した歌詞の意味を理解して
そういう内容だったのか......なんて感動したりしています。

カラダで覚える、というのは本当に効果がありますね。
記憶の保持だけでなく、即効性もあります。
試験まで少ししか時間がないときのおすすめ勉強法を聞かれると、私は必ず
音読を挙げるくらい、音読信者です。

プロの通訳者さんたちも、仕事の前にシャドウイングで声に出してから出勤するようです。
それをするしないではその日の仕事のできも異なってくるくらいに、
効果があるようです!

イスパニカの通訳コースでもシャドウイングを訓練に取り入れていますが、
これは非常に効果が高いということで、最近は大学でも学習法に
取り入れられています。

会話するときも、通訳するときも、今までに使ったことの無い単語や言い回しは
何度テキストで見たことがあっても自分で声に出したことがなければ
とっさの時に出てこないし使えない。
でも、音読して一度でも口にした単語は、ネイティブとの会話のときにもぽろっと出てきたりします。
カラダで覚える、というのはそういうことなんですよね。

そして、作文については私自身、この2年ほどポルトガル語のメールを講師に
書くことで非常に鍛えられています......。

たまに講師が添削してくれるとき、たくさんチェックがはいるのですが、
書くことで正しいスペルを覚え、文法、構文を確認できます。
そして添削をしてもらうことで、誤りを自分の目で確認し、正しいポルトガル語を理解し、
自分の中で定着できるのが作文の非常に良いところだな、と実感しています。

正しく書けるようになると、会話にも反映されて、正しく話せるようになるんです。
この効果は絶大ですよ~。

たくさんの音読をすること、そして作文(添削を必ずしてもらう)をすること。
ぜひみなさんも取り入れてみてくださいね。
(読むことの大切さも書きたいのですが、また今度!)

音読はどこでもできるし、手軽です^^
たくさん音読することで自分の中に様々な表現のストックが増えます。

そして作文は一度添削してもらうとぐんと上手くなります。
日本語の上級者であるネイティブ講師に習えるクラスもご用意していますので
ぜひチェックしてみてください。


講師:Angel Poveda
(全4回・計8時間)

3月に開講します!